手持ちOP-Amp 入力換算雑音測定 Noise特性比較

Analog Dialogue  Robert Kiely氏 の 1/f ノイズの基本、その除去方法  
https://www.analog.com/jp/analog-dialogue/articles/understanding-and-eliminating-1-f-noise.html

を読んで、 そうだ俺もも測ってやってみよう 暇人ふと動機づいたのでした (^^;;

    Figure 2


    Figure 1

OP-Amp入力換算雑音計測回路

BreadBord上に上↑回路を作り、OP-Amp.を置き換えて計測

 Block Filterの詳細は、こちらをご参照のこと 
            K23 DC Block Filter  
上の場合、C2=1000uFの特性  Clickで拡大


測ってみた手持ちのOP-Amp君達 


Single
高級部門の測定比較結果   測定条件> 信号源抵抗Rs=0Ω Rv=100 (40dB)

    誤記訂正  3位 誤)AD27GP → 正)OP27GP     5位 誤)AD07CP → 正)OP07CP    
 上の順番が低Noiseの順位です  やはり、LT1028, AD797両君が双璧ですね  現在はどちらもアナデバです
 
OP07CPのNoiseが1kHz超から落ちて行くのは、GB積が0.6MHzと低い分、Noise増幅利得が落ちている為と云うことでせう

Dual汎用お得品部門の測定比較結果   測定条件> 信号源抵抗Rs=0Ω Rv=100 (40dB) 

国産 Muses 8820LowNoise 第1位でした。 おめでとう! わざわざ測定のために買って良かった 測定評価用に使ってあげますよ
一方、同じMusesでもJFET8920君は第6位でした。 どうもJFET入力は 1/f Noiseが目立ちます。

結論 > やはり、音楽用途はバイポーラ仕様が宜しいようです

入力換算雑音の信号源抵抗Rs依存性確認

Single部門Tを代表して LT1028君のRs信号源抵抗依存性を確認

やはり、Rsが大きいと換算雑音が大きくなりますね

念には念をでスペアナでの換算雑音の特性確認を行って観た
ここは勿論、総代 LT1028君
の特性です

 
10Hz以下の特性に疑問符がつくのは甚だ残念であるが....こんな特性を測れるのはHP4195Aだけ 
  hp 4195A 君は偉い
Dual部門Tを代表して MUSES8820君のRs信号源抵抗依存性を確認

MUSES 8820君はRs依存性が小さい 国産バイポーラ代表MUSES君はなかなか優秀です
 


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