HP Vector Voltmeter 8508A はなかなか便利♪
2012年11月吉日
●GAIN-PHASE測定例 プリアンプ(HP 8447A
0.1-400MHz Gain:20dB)の400MHz
-20dBm入力時のGain測定
B/A MAG表示 →
Amp利得:ぴったりの20dB B-A
PHASE表示 → 入出力間位相差:174.7°
●GAIN-PHASE測定例
HP 8447A Amplifier(20dB gain)の200MHz時Gain検証
FET Probe
HF-510をVector Voltmeter 8508AのA, B 各Portに接続 50Ω入力条件なので、N-BNC変換コネクタを介すだけでOK!
同軸ケーブル使用の場合、どうしてもSplitterが必要になるのですが、FET-Probeであれば疎結合となるので、Ampに直結で評価ができる。
Amp入力(8508A
A-port), Amp出力(8508A B-port, 50Ω終端)にFET Probeを繋ぎ、HP 8447Aの特性を測定
B/A
MAGにてGain表示 20.0dB B-A
PHASEにて、入出力間の位相差
166.4deg
ゲイン20dBでぴったり♪
●位相計を利用した水晶振動子の直列共振周波数 測定例
π回路の入出力位相差がゼロになるようにSGの周波数をスキャンして、25MHz水晶振動子の直列共振周波数をサーチする。
直列共振周波数 : 24.95097MHz
●5m長同軸ケーブルDelay Lineでの位相遅延(phase shift),伝送Lossの評価
10MHz 90deg phase
shifterの目的で、先々月秋葉原の○月から購入した5m長のBNC同軸ケーブルを買ったのですが、その評価ということで...
SGからsplitterを介し、A-portに20cm同軸で、B-portに20cm+5m同軸で入力し、B-A
PHASEが-90degになるようにSGの周波数を10MHzから調整する。
一方、B/A MAGにて5m同軸分の損失を評価
<評価結果> 5m同軸で90deg phase shiftする周波数は9.81MHz 5m同軸ケーブルでの伝送Lossは0.24dB
●Power Meter(HP 437B + 8481A)とのPower比較計測 なかなか合ってますね♪
● SG(HP 8642B)出力のPower測定 おまけの11500A
N型Cableを使用
トップ写真3より、 SG -70dBm設定 → -71.0dBm
8508AのPower計測は、-70dBm位が下の限界のようです。 → これより小さい信号レベルではUnlockedになり表示しません。
2GHz
-40dBm設定出力 → -40.7dBm SG(HP
8642B)出力のPower測定結果 表内単位:dBm