HP
3048A Phase Noise Measurement
Systemを骨の随まで使う 其の2 測定編
3048A phase noise測定以外の測定事例をここに紹介、追記していきます。
● 3048A System Noise Floorの測定 (計測限界値)
3048A Phase Noise
Systemの計測限界であるOffset Freq. 0.1Hz-40MHz間のNoise Floorを計測
Delay Lineは60cm長のBNC
Cableを使用 → Carrier周波数
約411MHzにて測定 Clickで拡大↓

非常に低いNoise Floor値であり、是に優る信号源はまず無いと断言する処なのです ♪
● Residual Phase Noise(残留位相雑音)の測定
3048Aには付加雑音測定(Residual Noise
Measurement)という測定法があり、SG信号をsplitterにて2経路に分岐させ、
一方の経路には被評価デバイス(Amp. IC,
etc)を入れ、もう一方の経路にはDelay LineやPhase Shifterを入れ、
2経路からの11848A R-ch,
L-chの位相差を90°に維持する形で、被評価デバイスの雑音だけが出力となり評価されます。
■hp 8447A 20dB利得/0.1〜400MHz
前置増幅器の評価

<同軸Delay Line長→測定Fの概算> Cable
Delay長 0.32cm → 152.954MHz評価
同軸Cableの伝送速度 : 高速cの約65% =
3.0E8 x 0.65 = 1.95E8 [m/s]
Delay Line長 0.32mで90deg位相差(=1/4波長)となる周波数F =
1.95E8/0.32 x 1/4 ≒ 1.5234375E8 = 152.343MHz
実際に測定した結果↓です。 なかなかLow
Noiseです!

参考資料> 3048A Operating Manualの8447E Residual Phase
Noise測定説明の抜粋
下↓は、3048A
manualで推奨していたAnazac製AMC-123 10dB利得/5-500MHz
(Norton型Amp.)の計測結果です。
測定条件としては、8447A接続のアッテネータを10dB
ATTに変更のみで他の条件は同じですが、101MHzでの測定です。
Norton型Amp.( common-emitter
transformer feedback amplifier )の低雑音には驚嘆させられます。 素晴らしい!

Clickで拡大↓ PN3048を用いて、手持ちのアンプを計測比較した測定例です。 ( 同軸delay Line長は約5m)

●電圧源のBaseband Noise測定
3048Aでは、電源等の雑音測定の標準メニューとして、
*Using HP 3561A Only ----
Dynamic Signal Analyzer 3561Aでの直接雑音測定, 100kHz上限
*Baseband Noise
Measurement ---- 11848A >> 3561A, RF
Analyzer(スペアナ), 40MHz上限
の2方法が用意してある。
簡単な測定事例として、安定化直流電源SE
317B出力の+12Vと、VCOなどでよく使われる単純なトランジスタ回路の
Ripple Filter出力 +5VのBaseband
Noiseを比較計測してみる。 (RF ANALYZER:8568B接続→1MHz
Offset迄評価)
尚、計測に当たっては、hpのオリジナルのK23-DC-Block-Filterの回路図を参考にして試作した
自作K23もどき-DC-Block-Filter(正電圧のみ対応)↓を用いている。

Ripple
Filterはhp 10811の回路を真似て作った単純な回路↑であるが、なかなかクリーンな5V↓を作れます。 効果抜群!

尚、Baseband Noise測定については、こちらの内容も参考にしました。
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